PARCOのCMを見て思ったこと

PARCOグランバザールのCM(http://www.parco.co.jp/parco/gb06w/)が良いですね!
スーパーマリオをほぼそのまんま使っているだけなのに、すごくポップ。
今しきりに宣伝しているXbox360の画像と比べても見劣りしない。
単純にスペックで見ればスーパーファミコンは確かに劣るけれど、
「絵」としては、DEAD OR ALIVE® 4よりもスーパーマリオのほうが優れている気がします。
もちろん、絶対的な「美」なんかは多分ないから、私見なんだけども。
レースゲームのようにグラフィックがリアルになればなるほど感情移入度が増すゲームもあるから、
スペックの向上は賛成だけれども、デフォルメの良さってあるしね。
写真が登場しても絵画が廃れなかったのがいい例でしょう。
今のゲームはハードのスペックに表現が追いついてないというか…。
例えば映画『マトリックス』で時間が停止したままカメラがパンするシーン。
同じ技術を『マトリックス』よりも前にCMで見たけれど、それは別にピンとこなかった。
つまり、技術に見合うだけの表現がそのCMにはなかったのです。
新型ゲーム機のスペックに見合うゲームの表現が現れたら、
マトリックス』を初めて観たときのような衝撃を体験できるでしょう。
そういうゲームが出るまでは、次世代ゲーム機はいらないかな〜、と思う。

ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ

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