CSSレイアウトかテーブルレイアウトか

 今回、このブログと、本館「トーンコントロール」をリニューアルしたのは、最近CSSXHTMLを勉強していたので、今流行り(?)のCSSレイアウトにしたかったから。

 「CSSレイアウトかテーブルレイアウトか」なんて論争は尽きないようですが、見出しや段落などの要素で文書の論理構造を明確に記述することになるCSS+XHTML(or HTML Strict)は、整理整頓好きの私の性に合っていて、テーブルレイアウトで作るよりも遥かに楽しく作成できました。

 CSSを使う利点はいろいろあるけれど、そのほとんどは作り手側の利便性。基本的なことだけど、たとえ何百ページもあるサイトでも、参照しているCSSファイルを一つ書き換えるだけで全てのページデザインを一括して変更できるのは、やはり大きなアドバンテージ。その他にも、HTMLファイルは単純なテキストになるので作成が簡単だったり、総じてCSSレイアウトは楽しい。なにげにそれは大切な要素なんじゃないだろうか。作り手が楽しんでないものは、受け取り側も楽しくないしね。

 ただ、IEとFIRE FOXで表示を合わせたりする作業を不毛と感じる人は向いてないかも。「互換性の高いCSSを書いたぜ!」なんて自己満足に昇華できるタイプなら、間違いなくCSSレイアウトの方が合ってる。

 どんな個人サイトでも、根っこには自己満足があると思うから、自己満度が高いCSSレイアウトは、W3Cがどうのこうのなんて話は関係なく、今後の主流になって行く気がします。