CCCDの後先にある妄想

CDにプロテクトをかける。それ自体は問題ない。
しかし、その方法は間違ってはいけない。
音質を犠牲にする。ノー。
CDプレイヤーに無駄な負担をかける。ノーだ。
OSを書き換えてしまうソフトをインストールする。ノー!!
(参照:http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051104302.html
何故こんなことが起きるのか?
私がCDを買っていることを知るなり、
「まだCD買ってるの?MXで落とせばいいのに」と、
言い放った人がいた。
そんな人が増えているからだろう。
資本主義が人類を支配している以上は、
芸術家にもお金が必要だ。
誰かが彼らにお金を払わなければならない。
昔は、王族や貴族が芸術家のパトロンになった。
今は購入者一人ひとりがパトロンなのだ。
「CDを買う」
それは、そのアーティストが衣食住に困らず、
音楽に打ち込む手助けをすることにほかならない。
しかし、携帯電話にはお金を払えても、
音楽にはお金を払えない人が増えている。
ならばまた、大金持ちが彼らのパトロンになったらどうか?
パトロンが生活費と制作費をすべて出す。
作品には一切口を出さない。
(締め切りだけは必要かもしれないが)
出来上がった作品はネット等で無料公開する。
パトロンには一円もお金は戻らない。
純粋に、芸術に奉仕するのだっ!!




はい!今日の妄想終り!

芸術のパトロンたち (岩波新書)

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